入れ歯が浮き上がって装着しても痛い
部分入れ歯をお使いの方は
きっとこのようなお悩みを抱えているのではないでしょうか?
しゃべりにく
しっかり噛めない
美味しく食べられない
食べ物の味がしない
入れ歯の金属の引っ掛けバネが見た目気になって恥ずかしい
入れ歯が臭くなりやすい
何度作り替えても2~3年でダメにある
右のバネをひっかけたら左が浮き上がり
左のバネをひっかけたら右が浮き上がり
入れ歯がちゃんと入れられない
このようなご相談は
毎日のように頂きます。
抜けた歯が多くなると
ブリッジ治療はできなくなります。
インプラント治療は嫌だとなると
入れ歯という選択肢になります。
吉本歯科医院では、入れ歯はおすすめはしていません。
残念ながら保険治療で入れる入れ歯の異物感は
入れた方でないとわからないと思いますが
その違和感はすごいものです。
それでも
「毎日使っていたら慣れてきますので
頑張って使って下さい」と
歯医者さんでは言われ続けます。
患者さんは困り果てるだけ、です。
異物感や見た目は
100歩ゆずって我慢できたとしても
このような部分入れ歯には
知らされていないデメリットがあります。
①クラスプをかけてある金属をかけている歯がダメになる。
入れ歯のバネをかけた歯はかなりの高確率で虫歯になることと
毎回のお食事の際に、揺さぶられ横揺れの力で歯が揺れ始めます。
くぎ抜きのように健康な歯が揺さぶられるのです。
歯にとって最もダメなのは横揺れの力なのです。
縦よりも横が怖いのです。
横に揺さぶられ続けた歯はどうなりますか?
そうです。
しだいに、揺れ始めます。
グラグラと揺れ始めて
そして最後には抜け落ちます。
歯を失うのです。
②入れ歯を支えている骨が破壊されやせ細っていく。
衝撃的なことですが、これは事実です。
入れ歯をつけることにより
歯茎は1年で約0.5ミリやせ細っていきます。
10年では5ミリもやせ細ります。
入れ歯を使っていることでご自分の顎の骨がやせ細っていくなんてご存じない方がほとんどです。
歯を失ったから
入れ歯を作ったのに
その入れ歯が凶器になり
他の健康な歯や骨をどんどん破壊していきます。
その事実をご存じない方がほとんどです。
それでも入れ歯がなくならないのは
保険治療が適用されるという費用面の問題です。
そしてもうひとつは手っ取りはやく見た目が回復できるから、です・
しかし、そのデメリットははかりしれません。
人生100年という今の時代に
このような入れ歯装置を「あたりまえ」のように
受け入れなくてはいけない状況は
いかがなものかと私は思います。
ご自身が入れ歯になり
かめない状態になり
何度作り替えても合わなくなってくる
そして最後には
土台となる骨が破壊され
入れ歯装置さえも
いれられなくなる。
そんな状態になってはじめて気が付いても
遅いのです。
入れ歯とはどういうものか
先にちゃんと知っておいて欲しいのです。