固定式入れ歯の長所と短所
高齢になると残っている歯が少なくなり総入れ歯になる方は大変多いです。
全く歯がない方の場合、総入れ歯しか選択肢はありませんでした。
しかし総入れ歯でのお悩みは尽きません。
総入れ歯でのお悩み
「噛めない」「ガタガタ動いて痛い」「話している時外れそうになる」「食事の味がしない」
といったことを解消できるもの、それが噛める入れ歯、固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)です。
総入れ歯をお使いの方であれば2本~4本という少ないインプラント体を顎の骨に埋め込みます。
埋め込んだインプラント体と総入れ歯の装置を固定することにより総入れ歯を使っていた時のお悩みはほぼ解消されます。
総入れ歯を使い続けることによる最大のデメリットである「骨がやせて溶けていく」問題も遅らせることができます。
最大のメリットは入れ歯をインプラントで支える構造のため入れ歯が外れたり、ガタガタ動いたりせず、お食事ができる、ということです。
一般的な入れ歯のお悩みは、噛めないことももちろんガタガタと口の中で動いて痛くなったり、人前で話をしている時にいきなり入れ歯が外れそうになったりすることです。
インプラントと入れ歯をしっかり固定するため外れるということはありません。
デメリットは外科手術が必要であるということです。
インプラント体を顎の骨に埋入するため術後の腫れなどがあります。
また入れ歯に比べ費用がかかります。
しかし一般的なインプラント治療よりも2本~4本というインプラントの埋入のため経済的ではあります。